去る、2023 年 11 月 12 日(日)、泉州慶應倶楽部主催による「関西合同三田会2023泉州大会」がホテルアゴーラリージェンシー大阪堺にて開催されました。当日は、慶應義塾より伊藤塾長を迎え、慶應連合三田会より菅沼前会長、錢高副会長に御参加を頂きました。
式典は塾歌斉唱から始まり、まず関西合同三田会会長渡辺様による歓迎の御挨拶を頂き、続いて泉州慶應倶楽部会長西村様、慶應連合三田会前会長菅沼様の御挨拶の中では記憶に新しいEnjoy Baseballの話題を取り上げて頂きました。今年は夏の甲子園での塾高の優勝に続き、6大学野球の秋季リーグでは慶應義塾大学が優勝を飾り、慶應が快挙を成し遂げた良い年となりました。
また、記念講演として伊藤塾長からは「慶應義塾の現状」というテーマで安全保障やSDGsの観点から学生・職員のグローバルな活動成果について貴重なお話を伺いました。研究開発分野でのスタートアップの実業化も率先的に進めているとのお話もございました。福澤先生の「全社会の先導者たれ」という精神が現代の多様化の時代の中でも実践されていることに感銘を受けました。その後、特別講演として堺市博物館の学芸員白神様からは堺市の歴史についてのご紹介を頂きました。令和元年にユネスコの世界遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群」、また戦争を終わらせた堺出身の鈴木貫太郎元首相のお話など平和へのメッセージを込めたお話を興味深く聞くことができました。
午後の懇親会は泉州慶應倶楽部会長西村様の音頭にて抹茶での乾杯による幕開けとなりました。千利休ゆかりの地、堺市ならではのユニークな演出でした。さらに、余興として子供たちによる大人顔負けの堺太鼓のパフォーマンスで会場は盛大に盛り上がりました。終盤では恒例の「若き血」、そして「慶應賛歌」「三色旗の下に」「丘の上」「幻の門」「我ぞ覇者」など、4年ぶりに大声で塾員が肩を組んで合唱することができました。応援部OBによるパフォーマンスもまるで慶早戦を彷彿させるような臨場感に溢れ、今年度の関西合同三田 会は感極まる中、無事に幕を閉じました。
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