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【ご報告】2013関西合同三田会in和歌山



2013年11月17日(日)「2013関西合同三田会in和歌山」が開催されました。


本年1月にご逝去された服部連合三田会会長のご冥福をお祈りし、式典は厳かにスタートしました。和歌山三田会会長海瀬氏よりご挨拶頂き、今大会は37回目、和歌山では6回目の開催となる旨ご説明を受けました。お話の中で、和歌山県出身の塾員として、元塾長の小泉信吉氏、小泉信三氏、鎌田栄吉氏や、慶應義塾医学所初代校長の松山棟庵氏がいらっしゃることをご教示頂きました。


関西合同三田会会長錢高氏からは、海瀬氏の御祖父様が福澤諭吉先生から直接御学びになられたエピソードをはじめ、当日ご来賓の方々のご紹介を頂きました。


連合三田会会長比企氏のご挨拶では、亡くなられた前会長服部氏の強い意志を受け継いで、

慶應連合三田会が、内閣府より認められ、本年11/1より一般財団法人化された旨ご報告がありました。慶應義塾の大きな輪を作っていきたいとのお話が印象的です。


その後、清家塾長の講演会「奴雁(どがん)の視点から」をご拝聴させて頂いたのですが、個人的にも非常に興味深く、感銘を受けました。


清家塾長は今後の慶應義塾の在り方について、「塾生にとって何が良いのか」ということを

第一義に考えていく旨宣言されました。慶應義塾は入学された塾生の長い人生に責任を持ち、当学生が学生生活だけでなく、その後も豊かな人生を送れるように、「自分の頭で考えられる力」をつけていく教育を目指すということでした。


慶應義塾大学の理工学部の前身となる藤原工業大学の工学部長谷村豊太郎氏が、即戦力を期待されたことに対して「すぐに役立つものはすぐに役に立たなくなる」とおっしゃったことを引用し、現代のような変化の時代である程、地に足つけて「考えられる」力が必要なのだと力説されました。「奴雁」とは福澤先生の言葉で、えさに夢中の雁の群れの中で、1匹だけ冷静に自分の頭で「考え」状況を判断する知性のあるものの例えだそうです。


清家塾長のご講演を聞いて、我々塾員も「奴雁」たるべしだと心改まる思いでした。


また、式典の最後には、大阪・京都・徳島の分校跡記念碑の紹介パンフレット発行を記念し、代表の徳島慶應倶楽部会長の吉見氏より、慶應義塾(清家塾長)と慶應連合三田会(比企会長)にパンフレットの贈呈がありました。


その後、時間を少しおいての懇親会では、卵から完全養殖された近代マグロの解体ショーや、Mr.サカモトによる情熱的なミュージックショー、豪華景品ぞろいの抽選会、大学時代を思い出させる模擬応援合戦など、和歌山流の「お・も・て・な・し」が十分に伝わり、終始楽しい時間を過ごさせて頂きました。恒例の「若き血」も慶應義塾の「大きな輪」を組んで斉唱しました。


今回の会合において、多大なご尽力を頂いた和歌山三田会様はじめ、関係各位に感謝するとともに、ぜひ来年度の「2014関西合同三田会in京都」も成功を収められるよう、京都慶応倶楽部としても取り組んで参りたいと思います。



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