
11月30日(日)「2014関西合同三田会」が京都ホテルオークラにて開催されました。
10年ぶりの京都開催ということで、安田実行委員長、井上幹事長を中心に、実行委員会、
幹事団挙げての3年越し準備の結果、何と近年にない544名という多数の塾員社中の皆さんにお集りいただきました。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回は東寺の特別拝観を企画し、好天の中、午前9時に京都駅八条口に集合、バス4台を
チャーターし東寺へと向かいました。
まず、「立体曼荼羅」の世界といわれる講堂にて、大日如来を中心とした二十一躯の仏像を拝観し、次に国宝に指定されている金堂にて、薬師三尊、十二神将を拝観しました。
そして、今回のメインである五重塔の拝観を終え、壮大な平安文化の余韻に浸りつつ
東寺を後にしました。
ホテルでは、式典を前に武者小路千家官休庵による薄茶のご接待があり、厳かなお手前と
紅葉にかたどったお菓子で、素晴らしい一服を堪能させていただきました。
また、官休庵所蔵の福沢先生筆の掛け軸を拝見しながらの、紅葉に彩られた呈茶席は
京都ならではのおもてなしになったと思います。
式典では、西村評議委員長の歓迎の挨拶の後、関西合同三田会銭高会長、慶應連合三田会
比企会長よりご祝辞のご挨拶がありました。
続いて、清家塾長の記念講演『超成熟社会への貢献』があり、一人歴史を顧みて将来のことを考える「奴雁」の視点、物事の正しい選択ができるための「公知」、そしてその判断の
ベースとなる「実学」が求められている時代であると改めてご教示いただくなどお話がありました。
その後、懇親会では最初に祇園舞妓衆によるきらびやかな京舞が披露され、20名の華やかな着物の美しい舞妓さんの舞に、会場の皆さんはうっとりとした京都情緒をお感じいただけた様子でした。
そして、慶應義塾評議員でもいらっしゃる千お家元のご挨拶、続いて門川京都市長のご祝辞を頂戴した後、阿部前評議委員長の乾杯で開宴となりました。
終わりに際して、次回開催の姫路慶應倶楽部よりご案内があり、安田実行委員長の御礼の挨拶がありました。
そして、恒例の「若き血」は大合唱となり、会員の桐山君のリードのもと胸が熱くなるほどの斉唱で京都開催関西合同三田会はまさに大成功を収めた大会となりました。
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