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令和4年度 第188回 福澤先生生誕祭(新春懇親会)

更新日:3月25日



 2023年1月10日(火)、京都東急ホテルにて、「福澤諭吉先生生誕祭(新春懇親会)」が開催されました。慶應義塾からは、ご来賓として、北川雄光常任理事及び大友正敏塾員センター部長の2名にご臨席を賜りました。京都慶應倶楽部からは、新入会員9名を含む63名の会員にご参加いただき、総勢65名の参加となりました。


 午後6時、同ホテル2階「調」にて、講演会が開会となりました。


 まず、「塾歌」を静聴し、小山芳樹評議員長に開会のご挨拶をいただきました。また、急逝した太田嘉兵衛前評議員長を偲んで、参加者全員で黙とうを捧げました。


 その後、北川雄光常任理事より、伊藤公平塾長のビジョンのご説明の後、慶應義塾大学が2023年U7サミットの主催校となったことや、大学病院におけるAI導入事例など、2021年5月以降の1年半の活動や塾の近況について、ご報告をいただきました。


 次に、日本銀行京都支店長の勝浦大達様に「お金の話」との演題で、ご講演をいただきました。ご講演では、イールドカーブのご説明の後、「日本銀行としては、今後、コロナからの回復が個人消費を支えると予測し、企業の設備投資なども増えている状況ではあるものの、ウクライナ情勢(資源・穀物価格の動向)等のリスク要因もあり、消費者物価の上昇率が縮小するのではないかとの見通しで、金融緩和を当面続ける方向で考えている。」と述べておられました。また、「お金」の関係では、日本銀行券と塾との関係は新札になっても続

く(福澤諭吉先生が描かれた壱万円札は2024年に変更になるものの、新千円札で慶應大学医学科を創設した北里柴三郎先生が描かれる)ことや、中央銀行デジタル通貨(CBDC)の展望についての説明があり、参加者は興味深い内容に傾聴していました。


 ご講演の後、午後7時00分より同ホテル「雅舞」にて、富田征義副評議員長の乾杯のご発声により、懇親会が始まりました。また、9名の新入会員に自己紹介を兼ねてご挨拶をいただいた後、大塚慎也幹事の司会のもと、毎年恒例の福引抽選会が行われました。福引抽選会は、連合三田会記念品をはじめ、個人・団体様より多数の景品をご提供いただき、大変盛り上がりました。その後、「若き血」を静聴し、懇親会は締めくくりとなりました。コロナ対策のため、以前と変わらず、とはまで言えないまでも、参加者は各自友好を深めておられたご様子で、赤ら顔に満面の笑みを浮かべて帰路についておられました。


 末筆となりますが、多数のご参加をいただき、幹事一同、心より感謝申し上げます。

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